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2021年8/10

ドリーム・クルーズ、香港で運航再開、主要船社で初

ドリーム・クルーズ、香港で運航再開、主要船社で初<br /> 7月30日、ドリーム・クルーズは「ゲンティン・ドリーム」(約15万トン)による運航を香港で再開した。香港でのクルーズ客船の運航は、コロナ禍による世界的な運航停止後、主要船社で初めて。香港在住者が対象で、乗客にもワクチン接種を義務化(子供を除く)。本航には乗客定員の約30パーセントにあたる1,000人余りが参加した。<br /> <br /> 当面は2~3泊の無寄港クルーズを実施。「スーパー・シーケーション・クルーズ」と銘打ち、船内では健康やウエルネスをテーマにしたイベントのほか、9月以降には、日本の文化やドイツのオクトーバーフェストなどをテーマに、海外旅行に行ったかのように外国の雰囲気を楽しめるクルーズを予定している。

2021年8/1

飛鳥Ⅱ、ファミリー応援キャンペーン実施

飛鳥Ⅱを運航する郵船クルーズは、「ファミリー応援キャンペーン」を実施する。夏休みや秋の連休を利用した3つのクルーズが対象で、小学生以下の子供の旅行代金は4万円となる。<br /> <br /> 対象となるのは、下記の3本のクルーズ。<br /> ■8月24日発 駿河クルーズ① <br /> ■8月31日発 ひたちクルーズ①<br /> ■9月18日発 駿河クルーズ③

2021年8/1

NCL、配信動画シリーズ新作公開

ノルウェイジャンクルーズラインは30日、これまで配信してきた動画シリーズの新作を公開した。ドキュメンタリーシリーズ第3弾となる今回は、運航再開に向けての舞台裏が紹介される。感染症対策としての非接触技術や新しいサービスと体験などにスポットを当てる。マイアミ港のノルウェージャンクルーズラインの新ターミナルも初公開される。加えて経営陣が同ターミナルから2021年8月15日に運航再開する「ノルウェージャン ジェム」を訪れ、今後の改装について話すシーンもある。

2021年8/1

リージェント、2024年ワールドクルーズ3時間で完売

リージェント セブンシーズクルーズは、2024年に予定しているワールドクルーズが3時間で完売したと発表した。3年連続で同社のワールドクルーズ販売初日の予約記録を更新した。132泊のワールドクルーズで、デラックスベランダスイートが72,559ドル~。「セブンシーズ マリナー」のマイアミ発着で中米、アメリカ西海岸とハワイ、南太平洋の島々、オーストラリアとニュージーランド、東南アジア、インド亜大陸、中東、地中海、バミューダをめぐるコース。31カ国、66寄港地を訪れる。

2021年8/1

ノルウェージャンクルーズライン、ギリシャで運航再開

ノルウェージャンクルーズライン(NCL)は27日、ギリシャのアテネ近郊ピレウスで「ノルウェージャン ジェイド」の運航を再開した。同社の所有する17隻の最初の運航船で、運航再開は500日ぶり。同社にとってはピレウスを母港にしたクルーズを実施するのも初めてのこととなった。<br /> <br /> 同船は2021年11月までギリシャの島々をめぐるクルーズを実施する。ミコノス島、ロードス島、サントリーニ島といった離島をめぐるコースで、日々寄港するのが特徴。

2021年7/28

にっぽん丸、3カ月ぶりに運航再開、乗船当日にPCR検査も

27日、商船三井客船は「にっぽん丸」(2万2472トン)の運航を横浜港から再開した。横浜市の要請を受け、4月30日に運航を中止して以来、約3カ月ぶりの運航となった。<br /> <br /> 再開にあたり、感染症対策を強化。乗船約1週間前の事前PCR検査に加え、乗船当日にも全乗客を対象に横浜市内のホテルでPCR検査を実施した。当初、抗原検査の予定だったが、感染状況を考慮した横浜市の要請を受けてPCR検査に変更。検査結果が出るまで時間を要するため、出航時刻を4時間遅らせ、21時に変更した。

2021年7/28

アラスカで主要船社が運航再開、特例で米国内周遊のみ

米国シアトル発着でクルーズ船各社の運航再開が相次いでいる。19日のロイヤル・カリビアン・インターナショナルの「セレナーデ・オブ・ザ・シーズ」(約9万トン)による再開を皮切りに、23日にセレブリティ・クルーズの「セレブリティ・ミレニアム」(約9万トン)、24日にホーランド・アメリカ・ラインの「ニュー・アムステルダム」(約8万6000トン)、25日にはプリンセス・クルーズの「マジェスティック・プリンセス」(約14万トン)が運航を再開した。航程は1週間で、ジュノーやケチカンなどに寄港する。アラスカ・クルーズを得意とするホーランド・アメリカとプリンセスはグレーシャー・ベイを含むコース。<br /> <br /> いずれの客船もカナダには寄港せず、米国内のみの寄港となる。カナダ政府は2021年10月末まで客船の入港を禁止しており、米政府がカボタージュ(外国籍船による国内寄港を含む航行)を特例として認めたことから、今シーズンの国内周遊が可能となった。

2021年7/21

にっぽん丸、花火を楽しむ新コース3本を発表

商船三井客船は「にっぽん丸」(2万2472トン)による8月発の新コース3本を発表した。8月3日・7日発は横浜発着、17日発は名古屋発着で、いずれのコースも船上から花火を楽しめる。<br /> <br /> ■今回新たに設定するクルーズ<br /> ・2021年8月3日発 にっぽん丸花火・清水クルーズ(横浜発着)<br /> ・2021年8月7日発 にっぽんの楽園クルーズ~志摩・伊東花火~(横浜発着)<br /> ・2021年8月17日発 夏休み にっぽん丸花火・駿河湾クルーズ(名古屋発着)

2021年7/9

にっぽん丸船上でミュージカル制作発表記者会見を実施

横浜大さん橋国際ターミナル停泊中の「にっぽん丸」船上で、8月1日から東京・明治座などで上演されるブロードウェイ・ミュージカル「エニシング・ゴーズ」の制作発表記者会見が行われた。同ミュージカルはクルーズ客船が舞台のため、にっぽん丸船上での会見が実現した。<br /> <br /> にっぽん丸のシアターには主演の紅ゆずると演出を担当する宝塚歌劇団の原田諒に加え、出演者の大野拓朗、廣瀬友祐、愛加あゆ、一路真輝、平野綾、市川猿弥、陣内孝則が出席した。<br /> <br /> 「エニシング・ゴーズ」は、コール・ポーターが作詞・作曲を手がけ、1934年にブロードウェイで初演されたミュージカルコメディ。演出家の原田諒は「ジャズの魅力が織り込まれた、ブロードウェイ・ミュージカルらしいブロードウェイ・ミュージカル。暗い時代を打破するような、楽しく明るい内容」と評した。主演の紅ゆずるは「宝塚退団以来、初めてのミュージカル。これまで20年弱、男役を突き詰めてきて、突然の女性を演じてと言われてエッ、となった」と明かしつつも、「リノと自身は近いところがあり共感できる。自分の中の血で演じられたら」と抱負を語った。<br /> <br /> 初共演の陣内孝則は、紅について「宝塚のトップを張った方って、独特の華がある」と評しつつ、デュエットの場面で陣内が音符通り歌わないことがあり、それに対して「紅さんは心の中で舌打ちしてるかもしれません」とおどけ、場を和ませた。<br /> <br /> 会見後は劇中歌を披露したほか、にっぽん丸の村上寛船長とのフォトセッションも行われた。フォトセッションでは主演の紅が村上船長の帽子をかぶるシーンもあった。<br /> <br /> 同公演は8月1日~29日まで東京・明治座で行われるほか、名古屋・御園座、大阪・新歌舞伎座、福岡・博多座でも上演される。

2021年7/9

にっぽん丸、7月~10月新商品を発表、17航海

商船三井客船は「にっぽん丸」(2万2472トン)の2021年7月~10月のクルーズ商品17航海を発表した。感染症対策をより一層強化し、乗船前のPCR検査に加え、今後は乗船当日に抗原定性検査またはPCR検査も実施する。<br /> <br /> 船上から花火を楽しめる花火クルーズは、「夏休み 伊東花火クルーズ」をはじめ数多く設定、好評のテーマクルーズ「秋の味覚クルーズ」は今回、蒲郡と鳥羽に、「にっぽん丸紀行」は常滑に寄港する。常滑はにっぽん丸初寄港となる。<br /> <br /> その他、参加しやすいショートクルーズを多く設定し、発着地も東京・横浜・神戸・大阪・名古屋のほか、金沢・新潟など地方港発着を充実させた。

2021年7/9

コスタ・フィレンツェ就航、地中海に配船

4日、コスタ・クルーズはサボナから「コスタ・フィレンツェ」(13万5500トン)を就航させた。フィンカンティエリ造船(イタリア)で建造された同船は「コスタ・ベネチア」の同型2番船。2020年10月に就航予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大により就航が遅れていた。当初、就航の1カ月後から中国市場向けにアジア配船を予定していたが、コロナ禍により当面は地中海配船とした。航程はサボナ、チビタベッキア、ナポリ、カターニア、パレルモ、カリアリをめぐる1週間。

2021年7/9

クリスタル・クルーズ、バハマで運航再開

3日、クリスタル・クルーズは「クリスタル・セレニティ」(6万8870トン)でナッソー(バハマ)から運航を再開した。同社は新型コロナの影響により、全船で運航を停止していた。ナッソー港は同船のホームポート(母港)就任式を開催し、バハマのディオニシオ・ダギラール観光航空大臣などが参列した。<br /> <br /> 航程は7泊でグレートエグズーマ、サンサルバドル、ロングアイランドなどバハマの島々をめぐるもの。11月まで土曜発で同コースに就航する。同社では乗客と乗組員にワクチン接種を義務化しており、寄港地では個別での行動を認めている。

2021年7/2

ぱしふぃっく びいなす、8~9月発新商品を発表、2~3泊11本

日本クルーズ客船は「ぱしふぃっく びいなす」の2021年8~9月の商品を11本を発表した。すべて2泊もしくは3泊のショートクルーズで、ドレスコードはカジュアル。金沢、富山、舞鶴、広島、下関、門司と地方港発着が多いのも特徴。新型コロナウイルス対策として、事前PCR検査(唾液検体の郵送)に加え、乗船当日の抗原検査を実施する。両検査の費用はクルーズ代金に含まれる。<br /> <br /> 発売開始は大阪、神戸、京都舞鶴、門司は7月12日(月)10:00~、金沢、富山、広島、下関発は7月20日(火)の10:00~。コース一覧は以下のとおり。(料金は2名一室利用時の1名分)

2021年7/2

セレブリティ、米国で運航再開、主要船社で初

26日、セレブリティ・クルーズは「セレブリティ・エッジ」(約13万トン)でフォート・ローダデール発から米国での運航を再開した。コロナ禍による運航停止後、米国でのクルーズ客船の運航は15カ月ぶり。カリブ海クルーズ(7泊)を実施する。同船は2020年3月の就航直後からコロナ禍により運航を停止していた。同社は全船で16歳以上の全乗客(今年8月1日以降は12歳以上)にワクチン接種を義務化している。

2021年7/2

ウインドスター、エーゲ海とカリブ海で運航再開

ウインドスタークルーズは、運航する「ウインドスター」(5,703トン)と「スターブリーズ」(9,975トン)で運航を再開した。ウインドスターはピレウス発着のエーゲ海周遊クルーズ、スターブリーズはセントマーチン発着のカリブ海周遊クルーズに就航した。<br /> <br /> 乗客は乗船の少なくとも14 日前に COVID-19 ワクチン接種(2回規定の場合は2回)を完了するのが条件。加えて乗船前の桟橋で無料の抗原検査を実施する。また新型コロナウイルスに対応する旅行保険に加入する必要もある。<br /> <br /> 写真右から、スターブリーズの改装後、初のセントマーチン寄港を祝したイベント、接触を減らすため、握手の代わりに導入したウインドスターの頭文字「W」を模したポーズをするクルー

2021年6/27

ぱしふぃっく びいなす、8月発新商品を発表、夏祭り代替

日本クルーズ客船は「ぱしふぃっくびいなす」(2万6594トン)の8月発の新商品2本を発表した。「竿燈・ねぶた東北二大祭りクルーズ」と「阿波おどりと関門海峡花火クルーズ」の中止に伴う代替クルーズ。販売開始は7月2日(金)。<br /> <br /> ■今回発表した新商品<br /> 8月4日 神戸発「夏休み熱海花火 伊豆諸島周遊クルーズ」2泊<br /> 8月12日 名古屋発「夏休み 阿波徳島・紀州日高クルーズ」3泊

2021年6/27

カーニバル・グループ、今秋までに運航船5割が再開へ

業界最大手カーニバル・コーポレーションは、2021年度末(2021年11月末)までに傘下の8ブランドで計42隻の運航を再開する計画。これはグループ全体の運航船91隻のうち5割にあたる。各ブランドの再開計画は以下のとおり。<br /> <br /> ■カーニバル、クルーズ・ライン<br /> 8月末までにガルベストン、マイアミ、シアトル(アラスカ)などで8隻が運航再開。米国初のLNG燃料船「マルディ・グラ」は7月31日就航予定<br /> <br /> ■プリンセス・クルーズ<br /> 7月にアラスカ、9月に英国、米西海岸、カリブ海、パナマ運河、メキシコ、ハワイで再開予定<br /> <br /> ■ホーランド・アメリカ・ライン<br /> 7月にアラスカ、8月にギリシャ発、9月にイタリア、スペイン発、今秋に米西海岸、ハワイで再開予定<br /> <br /> ■シーボーン・クルーズ<br /> 7月にギリシャ、バルバドス発で再開予定。11月から南極も再開<br /> <br /> ■コスタ・クルーズ<br /> 5月にイタリアとギリシャで再開した。今後、7月にフランスとスペイン、9月にポルトガルとトルコで再開予定<br /> <br /> ■アイーダ・クルーズ<br /> 3月にカナリア諸島、5月にギリシャとドイツで再開。7月にはドイツ発地中海クルーズを再開予定(スペイン、イタリア、ポルトガル、マルタ)。11月にペルシア湾も。<br /> <br /> ■P&amp;Oクルーズ<br /> 6月から英国周遊、9月から地中海、大西洋岸で再開予定<br /> <br /> ■キュナード・ライン<br /> 7月に英国周遊で再開後、イベリア半島、カナリア諸島を予定。11月に大西洋横断のあとカリブ海で再開予定

2021年6/27

ぱしふぃっく びいなす、乗船当日の抗原検査実施へ

日本クルーズ客船は「ぱしふぃっく びいなす」(2万6594トン)での新型コロナウイルス感染防止対策として、現行の事前PCR検査(唾液検体の郵送)に加え、乗船当日の抗原検査を実施する。7月30日発以降を対象とする。

2021年6/17

MSC、ラグジュアリー新ブランド、第1船起工式を開催

MSCクルーズは2023年就航予定の「エクスプローラーI」(6万4000トン)の起工式をフィンカンティエリ造船(イタリア)で開催した。同船はMSCクルーズが手掛ける新たなラグジュアリー・ブランド「エクスプローラ・ジャーニー」の第1船。2026年までに計4隻の就航計画がある。<br /> <br /> MSCグループクルーズ部門エグゼクティブチェアマンのピエールフランチェスコ・ヴァーゴは「私自身がプライベートでの旅行時に感じた『こういったものがあれば』という願望を形にした」とコメントした。<br /> <br /> 同船の客室数は461室で、長期滞在用のレジデンスも設定。乗組員比率(乗組員一人あたりの乗客数)は1.25人。ダイニングは9カ所。将来的に代替エネルギーによる運航を見込み、ハイブリッド型発電機や陸上電力供給機能など、最新鋭の環境保全技術を搭載する。<br /> <br /> 航程では7泊コースで1泊、寄港地での停泊を含む。寄港地はサントロペやボルドー、レイキャビクのほか、カステロリゾ島(ギリシャ)、ボズカーダ(トルコ)、ロフォーテン諸島(ノルウェー)など、他船で訪れることの少ない場所をめぐる。第1船の予約受付開始は2021年秋予定。

2021年6/17

ロイヤル・カリビアン、バハマで運航再開、主要船社で初

ロイヤル・カリビアン・インターナショナルは12日、「アドベンチャー・オブ・ザ・シーズ」(約13万トン・乗客定員3,114人)によるナッソー(バハマ)発着クルーズを15カ月ぶりに再開した。新型コロナウイルス感染拡大後、主要船社が同エリアで運航を再開するのは初めて。オープニング・クルーズには1,000人以上が乗船。うち94パーセントの乗客がワクチン接種を完了し、残りの6パーセントは16歳未満の子供だった。同社のプライベートアイランド、ココケイやコズメル(メキシコ)を7 泊でめぐる。同社は7月2日から米国発着クルーズの再開も予定している。

2021年6/9

セレブリティ・ミレニアム、カリブ海で運航再開、主要船社で初

セレブリティ・クルーズは「セレブリティ・ミレニアム」(約9万トン)によるセント・マーチン(英・蘭領)発着カリブ海クルーズを5日に再開した。新型コロナウイルス感染拡大後、カリブ海クルーズを再開したのは、主要クルーズラインで初めて。<br /> <br /> 6月26日からは「セレブリティ・エッジ」(約13万トン)がフォート・ローダデール発着カリブ海クルーズを予定している。これは、米疾病予防管理センター(CDC)の承認を得た米国発クルーズとして最初の客船となる。そのほか、「セレブリティ・イクノス」(約12万トン)も7月25日フォート・ローダデール発でCDCから承認を受けた。いずれも乗客の98パーセント以上、乗組員の95パーセント以上にワクチン接種を義務化することで、運航再開の条件である模擬運航を免除された。

2021年6/7

ロイヤル・カリビアン、米国での運航再開計画を発表、7月から

ロイヤル・カリビアン・インターナショナルは今夏の米国での運航再開計画を発表した。新たに発表したのは、7月2日から「フリーダム・オブ・ザ・シーズ」(約15万トン)マイアミ発着、3日から新造船「オデッセイ・オブ・ザ・シーズ」(約16万トン)フォート・ローダデール発着、8月8日から「アリュール・オブ・ザ・シーズ」(約22万トン)ポート・カナベラル発着など。すでに発表済みのものを含め、今年8月までに米国で8隻(カリブ海6隻、アラスカ2隻)、地中海2隻、英国1隻、バハマ1隻の合計12隻の運航再開を目指す。<br /> <br /> 乗客へのワクチン接種については、米国クルーズ(アラスカ除く)では「強く推奨」しているが、義務化していない。アラスカや英国、バハマ、キプロスでは義務化している。

2021年6/2

ゲンティン・ドリーム、7月末に香港で運航再開へ

ドリーム・クルーズは「ゲンティン・ドリーム」(約15万トン)を香港に配船し、7月末からの運航再開を目指す。乗客は香港在住者が対象で、「スーパー・サマー・シーケーション」と銘打った2泊または3泊無寄港の航程を計画している。「海外旅行が禁止されているこの時期に、香港の人たちにクルーズの楽しさを提供したい」としている。いまのところ乗客にワクチン接種は義務化していない。同社は台湾で昨夏すでに運航を再開しており、同エリアで運航中の「エクスプローラー・ドリーム」(約7万トン)では、乗組員の半数以上にワクチン接種を完了したとしている。

2021年5/28

ノルウェージャン・サン、来秋の日本発着を計画

ノルウェージャン・クルーズラインは「ノルウェージャン・サン」(約7万8000トン)で来年10月末から日本発着クルーズを計画していることを明らかにした。同船は今年10月28日から計3本の東京・横浜発着クルーズを予定していたが、中止が決定した。

2021年5/28

大型フェリーで「大阪湾クルーズ」、参加者募集

大阪港湾局は、7月10日に開催する大型フェリーでの「大阪湾クルーズ」の参加者を募集している。実施場所は大阪南港フェリーターミナル。募集人数は300人(申込多数の場合は抽選)。参加費は無料。誰でも応募可能だが、小学生以下は保護者の同伴が必要。申込方法は、大阪市の電子申請ページから申し込むほか、往復ハガキで申し込む。往信ハガキの表面には送り先「〒559-0034 大阪市住之江区南港北2丁目1―10 ATC ITM棟10階 大阪港湾局事業戦略課『大阪湾クルーズ』係」と記入。往信ハガキの裏面には、①参加希望人数(代表者含め5人まで、乳幼児も1人に含む)②代表者(小学生以下は不可)の氏名③代表者の郵便番号と住所④代表者の電話番号⑤代表者の年齢(中学生以上)⑥大阪湾クルーズを知ったきっかけ(任意)を記入。返信ハガキの表面には、申込代表者の住所と氏名を記入し、裏面には何も書かない。申込締切日は、電子申請6月14日、往復ハガキは6月14日(必着、持ち込みの場合は午後5時30分受付終了)。問い合わせ先は大阪市総合コールセンター(電話06-4301-7285、FAX06-6373-3302、受付は午前8時~午後9時)。

2021年5/21

MSCクルーズ、英国で運航再開、他社に先駆け

ニュースMSCクルーズ、英国で運航再開、他社に先駆け外国客船2021/05/2120日、MSCクルーズは新造船「MSCビルトゥオーザ」(約18万トン)による英国サウサンプトン発着クルーズ(4泊)を開始した。新型コロナウイルス感染拡大後、英国でクルーズが再開されるのは14カ月ぶり。乗客にはワクチン接種を義務化せず、ワクチン接種証明またはPCR検査陰性証明の提示を求めている。同社ではすべての乗組員へのワクチン接種を計画しており、同船の多くの乗組員が接種を完了した。<br /> <br /> 英国では国民のワクチン接種率が高く、感染予防のための行動規制の緩和が進んでおり、今夏、同社を皮切りに計15社が英国での運航再開を目指している。<br /> <br /> 同船はMSCクルーズの新たなフラッグシップで、昨年9月就航予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により就航が遅れていた。

2021年5/21

コスタ・ルミノーザ、アドリア海で外航クルーズを再開

コスタ・クルーズは16日、「コスタ・ルミノーザ」(約9万トン)による外航クルーズをアドリア海で再開した。トリエステ発着でイタリア国内のバーリに寄港するほか、コルフ、ピレウス、ミコノス、カタコロンなどギリシャをめぐる1週間の航程。全乗客を対象に乗船前と航程半ばに新型コロナウイルスの検査を実施するが、ワクチン接種は義務化しない。同社は「コスタ・スメラルダ」(約18万トン)で1日からイタリア国内の運航を再開していた。

2021年5/17

NCL新クラス第1船名「ノルウェージャン・プリマ」に決定

ノルウェージャン・クルーズラインは2022年8月に就航予定の新クラス第1船の名前を「ノルウェージャン・プリマ」に決定した。プリマは「ファースト」(第1の)を意味するイタリア語。同船はフィンカンティエリ(イタリア)で建造。同社として10年ぶりの新クラス客船で、計6隻の同型船の建造計画がある。総トン数14万2500トン、全長94メートル、乗客定員3,215人(一室2名利用時)。近年の新造船の中で最も広い屋外デッキスペースを備え、プールデッキの総面積は同社最大。屋外で食事を楽しめるダイニングオプションも拡大する(写真はイメージ)。

2021年5/7

コスタ・クルーズ、イタリアで運航再開

ニュースコスタ・クルーズ、イタリアで運航再開外国客船2021/05/061日、コスタ・クルーズは「コスタ・スメラルダ」(約18万トン)で地中海クルーズを再開した。同社は新型コロナウイルスの影響による運航停止後、昨年9月にイタリアで運航を再開したが、感染再拡大を受け再び全船で運航を停止していた。サボナ発1週間のコースでイタリア国内を周遊。7月3日からはイタリアのほかフランス、スペインをめぐる外航クルーズも再開する。<br /> <br /> このほか、5月16日には「コスタ・ルミノーザ」(約9万トン)、6月26日には「コスタ・デリチョーザ」(約9万トン)がともにギリシャで、7月4日には新造船「コスタ・フィレンツェ」(約13万トン)がイタリアで運航を再開予定。今夏には合計4隻が地中海で運航再開する計画。

2021年5/5

ぱしふぃっく びいなす、今夏に屋久島ショート4本実施

日本クルーズ客船は「ぱしふぃっく びいなす」(2万6594トン)による神戸、広島、門司発着の屋久島ショートクルーズ4本を実施する。神戸発は7月15日、8月8日、広島発は7月19日、門司発は7月24日でいずれも3泊。コースは以下の通り。料金はいずれも2名一室利用時の1名分(ステートH~ロイヤルスイートA)。販売開始は5月25日(火)10時から。

2021年4/26

ぱしふぃっく びいなす、熊野大花火観覧の代替コース発表

日本クルーズ客船は、「ぱしふぃっく びいなす」(2万6594トン)による8月16日発「熊野大花火と南紀クルーズ」を中止し、新たに「夏休み 熱海花火 南紀 伊豆諸島クルーズ」を設定した。8月17日開催予定の「熊野大花火大会」が新型コロナウイルスの影響により中止となったことを受けたもの。代替コースは横浜発着で3泊し、新宮に寄港。終日航海日に駿河湾を周遊し、熱海海上花火大会を船上から観賞する。

2021年4/16

D・プリンセス、2021年日本発着を中止 2022年コース販売開始

プリンセス・クルーズは、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5906トン)による2021年7月1日から10月16日発の日本発着クルーズと11月8日発「東南アジア、ハワイと太平洋横断24日間」を中止する。これにより、同社の2021年日本発着クルーズはすべて中止となった。<br /> <br /> それに代わり、同船による2022年日本発着クルーズの販売を開始した。2022年4月28日から11月21日発の全20コース、29出発日を設定し、初寄港のひたちなかを含む計4カ国29港を訪れる。<br /> <br /> 横浜発着で西日本を周遊し済州島を訪れる「西日本周遊と韓国 10日間」が新たに登場。定番コースの沖縄と台湾を訪れるリゾートクルーズや、北海道とロシアをめぐるクルーズに加え、4つの夏祭りを一度にめぐる8月4日横浜発「日本の夏!竿燈・ねぶた・よさこい・阿波おどりに沸く周遊クルーズ・韓国11日間」や熊野の大花火を船上から観賞できる8月14日横浜発「熊野大花火と四国・九州と韓国10日間」などを設けた。<br /> <br /> 6日間のショートクルーズを6出発日設定、ゴールデンウィークとシルバーウィークの時期に合わせた7日間のコースも用意した。<br /> <br /> 運航再開に合わせて導入する「オーシャン・メダリオン」により、船内での位置情報や各施設の混雑状況の確認、各種デバイスや客室のテレビから専用アプリを通じた食事や飲み物、船内ショップの商品などの注文が可能となり、物理的な接触機会を減らすことができる。事前にチェクイン時間を選択でき、乗船時のソーシャルディスタンスを確保し、スムーズな乗船手続きを可能とする。<br /> <br /> 船上で高速インターネットを利用できる「無制限高速Wi-Fi」、船内での乗組員との物理的接触機会を減らす「チップの自動精算」、注文時の近距離での接触機会を低減する「プレミア・ビバレッジ・パッケージ」の3つのサービスをお得な料金で楽しめる新料金プラン「プリンセス・プラス」も適用される。<br /> <br /> 2021年11月30日(火)までの申し込みで「プリンセス・プラス」を通常のクルーズ代金で利用できる早期予約割引特典や、同期間内にスイート(ファミリー・スイートを除く)、プレミアム・ジュニア・スイート、ジュニア・スイート客室を予約すると同室3~4人目のクルーズ代金が1泊あたり4,000円の特別料金で利用できるキャンペーンなどを実施する。

2021年4/14

にっぽん丸、7月の神戸発着沖縄クルーズを追加販売

商船三井客船は「にっぽん丸」(2万2472トン)よる神戸発着「にっぽんの楽園クルーズ ~沖縄・宮古島~」を追加販売する。日程は2021年7月10日(土)~16日(金)7日間で、那覇、宮古島に寄港する。同船による沖縄クルーズは2年ぶり。クルーズ料金は326,000円(スタンダードステート)~1,417,000円(グランドスイート)。※大人2名一室利用時の1名分

2021年4/12

日本国際クルーズ協議会設立、外国船社の運航再開目指す

日本国際クルーズ協議会が9日、都内で開催した総会で設立を決定した。英語名のJapan International Cruise Committeeから、略称はJICC(ジック)。JICCは国際クルーズ振興のためのプラットフォームとしての役割を担うことを目的にし、当面の活動として、外国船社の日本発着クルーズ(国際クルーズ)再開に向けた取り組みと、国際クルーズ復活に向けた取り組み、の2点を行う。<br /> <br /> (以下略)<br /> <br /> 今後の活動としては、月1回の定例会議を実施するほか、横断的な枠組みとして委員会を設立。現時点で広報委員会を設置し、会員内での情報共有と広報活動を行うとした。そのほか販売促進を主たる目的とするプロモーション部会、ランドオペレーターや船社などで構成する安全部会などの専門部会を立ち上げる。ほかにもクルーズ再開ワーキンググループなどのグループも結成し、運航再開に向けての情報共有などを行う。<br /> <br /> 総会後、囲み取材に応じた堀川悟会長と糸川雄介副会長は「いつ頃の運航再開を目指すか」という問いに対し、「安心安全な対策をとっていることを発信しながら、なるべく早い運航再開を目指したい」とした。乗船の条件として各国でPCR検査の実施や、地域によってはワクチン接種が条件にあげられていることについては、「感染状況やその対策は時間とともに変化していく。運航再開している各船会社はそれぞれ地域に即した対策をしているので、日本でも日本に添った対策になる」と答えた。JICCとしてまず優先すべき項目を問われると「感染症対策のガイドラインの設定」を挙げたうえで、「徹底した感染症対策をとっていく必要がある」と強調した。<br /> <br /> 写真左はあいさつを述べる髙田国土交通省港湾局長、中央は堀川会長と糸川副会長、右は設立メンバー(※撮影のために一時的にマスクを外している)

2021年4/9

キュナード、QE英国テーマクルーズにビートルズバンド出演決定

キュナード・ラインは、「クイーン・エリザベス」(9万901トン)による2022年5月8日横浜発着で実施するテーマクルーズ「ベスト・オブ・ブリティッシュ~英国ミュージック&amp;ビートルズ」にビートルズのトリビュートバンド「ザ・ブートレッグ・ビートルズ」の出演を決定した。ザ・ブートレッグ・ビートルズは、当時さながらの衣装や楽器を使用し、ステージトークやボーカルなど再部に至るまでビートルズを表現。日本武道館での公演実績もある。<br /> <br /> 同クルーズではビートルズをはじめとする英国ポップス&amp;ロックなどの音楽演奏や、英国ゆかりの映画上演など、英国らしさあふれるイベントを提供する。海側バルコニー客室を1名で利用する場合、お得な代金設定となる「ソロ・クルーズ」プランが適用される。

2021年4/5

飛鳥Ⅱ、2021年夏・秋商品発表 30周年記念クルーズなど実施

郵船クルーズは同社が運航する「飛鳥Ⅱ」(5万444トン)による、2021年7月~10月出発のクルーズ商品計35コースのスケジュールを発表した。<br /> <br /> 飛鳥クルーズは2021年10月28日に就航30周年を迎えるが、これを記念して30周年アニバーサリークルーズを実施。初代飛鳥&amp;飛鳥Ⅱ生誕の地である長崎を訪れる。終日航海日には瀬戸内海クルージングを実施するほか、「白鷺城」の愛称で親しまれる国宝・姫路城がシンボルの姫路にも寄港する。 就航記念日には先代の総料理長・西口雅浩氏と現総料理長・瀧淳一氏による特別なアニバーサリーディナーを提供する。<br /> <br /> 新シリーズとして、洋上にいながら海外旅行気分が味わえるプレミアクルーズ「A-trip クルーズ」が登場。クルーズ名は「A-trip クルーズ ~フランス気分~」で、テーマ国はフランス。パリ郊外出身のシンガー&amp;ベーシストのドミニク・シャニョンさんによるスペシャルステージのほか、本場フランスで修業した飛鳥Ⅱペストリーシェフ・阿部竜馬氏による特別なスイーツタイムを設ける。乗客にはBunkamura ザ・ミュージアムで開催予定の「ポーラ美術館コレクション展 甘美なるフランス」鑑賞チケットをプレゼント。下船後もフランス旅行気分に浸れる。<br /> <br /> 秋の日本一周クルーズは、前半のAコースと後半のBコースを連続乗船することで、北海道から九州まで日本一周できるクルーズになっている。9月26日に出発するAコースは、横浜を出航し、函館、能代をめぐり金沢へ。10月1日に出発するBコースは金沢から門司、鹿児島をめぐり横浜に帰着する。Bコースには連続乗船割引を設定、連続乗船でお得になる。連続乗船する乗客は乗船前に加えクルーズ途中でPCR検査を受ける場合がある。<br /> <br /> 花火や夏祭りに沸く日本各地の港を訪れるクルーズも設定。花火大会・祭りの開催時期に合わせて寄港を予定しているが、花火や祭りなどが開催中止となる場合でもクルーズは催行する。昨年芸能生活60周年を迎えた飛鳥Ⅱ名誉船長・加山雄三氏が乗船する「若大将クルーズ」では、スペシャルコンサートのほか、映画「若大将シリーズ」の上映会、スタンプラリー、サイン入り乗船ホルダーのプレゼントなどのイベントや特典を予定。<br /> <br /> そのほか伊豆諸島をめぐるクルーズ、「ザ・グレン・ミラーオーケストラクルーズ」など多彩なラインナップとなっている。

2021年4/5

郵船クルーズ新造船はラグジュアリーなエコシップに

既報の通り、郵船クルーズは新造船建造を発表した。同社としては実に34年ぶりの新造船となる。<br /> <br /> ●広々とした空間と「和のもてなし」を提供<br /> <br /> 新造船は5万1950トンのサイズを予定、現状の「飛鳥Ⅱ」(5万444トン)を若干サイズアップしながらも、乗客定員を現状の827人から740人と約85パーセントに抑える。乗客一人当たりのスペース、すなわちスペースレシオは70総トン超。これは海外の客船格付け本で長年ファイブスタープラスの最高評価を得ているドイツのラグジュアリー客船「オイローパ」(2万8890トン)とほぼ同じ広さに該当する。加えて全室バルコニー付きとなる。<br /> <br /> これに関して郵船クルーズの坂本深代表取締役社長は「これまで養ってきた和のおもてなしに最新のテクノロジーを加えた、『飛鳥ラグジュアリー』を提供したい」とその抱負を語った。一方で記者会見ではクルーズ代金に関する質問も出た。これに関しては坂本社長は「ラグジュアリーなサービスを提供することで、それがクルーズ代金に反映されることもあるかもしれない。ただターゲットを狭める意図はなく、幅広い年齢の方に楽しんでいただきたい」とした。そのために船内Wi-Fiの整備を実施、「仕事と余暇を両立する、いわゆるワーケーションを実現できる船になる。仕事をしながら世界一周クルーズができるようになる」と語った。<br /> <br /> 幅広い年齢層が楽しめる客船というコンセプトは船内施設にも表われる。レストランやカフェやバーは15カ所以上を予定。寿司を含む和食を提供するレストランや、肉やワインを提供するグリルレストランなど選択肢が広がることで、坂本社長は「それぞれの好みに合った味が見つかる」と胸を張る。一方でラグジュアリーなサービスを提供したいという目線から、海外の大型客船にあるような大型のウォータースライダーなどの施設は設けない。仕様は変更になる可能性があるとしながらも、プールデッキのイメージ図を公開、リゾート感と高級感の溢れるインテリアを明らかにした。<br /> <br /> 乗客は日本人を想定、「和のおもてなし」をサービスの基本とし、「飛鳥Ⅱ」に設置して好評を博している露天風呂を新造船にも設ける。一方で坂本社長は「和のおもてなしが外国人の方に向かないかというと、そうではない。幅広い国の方にも楽しんでもらえる客船になる」と外国人の誘客に関しても意欲を見せた。<br /> <br /> 5万トンというサイズについては「これを超えるサイズになると、経験上きめ細やかなサービスが難しくなる」とした上で、当初から大型化は年頭になかったと明らかにした。船型は現在の飛鳥Ⅱから比して船首は短く、船尾が長い造形になる。飛鳥Ⅱよりも喫水が浅くなるため、これまでよりも入港できる港が増える可能性がある。<br /> <br /> <br /> ●海外の造船所を選定した理由、船名と飛鳥Ⅱの行方<br /> <br /> 今回の新造船はドイツのマイヤーベルフト造船で建造されるが、その背景にはこうした最新鋭のテクノロジーを搭載する客船であることも同造船所の選定の理由だったと坂本社長は明かす。同造船所は毎年大型客船2隻、中型客船1隻を建造できる能力を持ち、かつ「アイーダ・ノヴァ」となどのLNG燃料船を建造した経験もある。こうした経験を評価し、同造船所の選定になったという。篠田社長も「基本は国内の造船所で建造するのがもっとも好ましいと考えている」という前提を述べたうえで、環境や感染症に適応

2021年4/1

郵船クルーズ、新造船建造契約を締結、2025年引き渡し

郵船クルーズは2021年3月末にドイツのマイヤー・ベルフト造船と新造船の建造契約を締結した。31日に都内で開催した記者会見で明らかにした。2025年引き渡し予定で、船名は未定。<br /> <br /> 新造船は5万1950トンを予定。現在同社が運航する「飛鳥Ⅱ」の5万400トンと比較して若干サイズアップするものの、乗客定員は現在の827人から740人と約85パーセントに抑え、乗客一人当たりのスペースでも世界でもトップクラスを確保する。全客室にバルコニーが付くのも特徴。<br /> <br /> 2020年の改装で飛鳥Ⅱに設置して好評を博している露天風呂も設置する。船の前方に設ける予定で、船の進む方向を眺めながらの入浴が楽しめる。15カ所を超えるレストランやカフェ、バーも設置する。寿司を含めた和食レストランや肉とワインを楽しめるグリルレストラン、読書を楽しめるカフェ、重厚な雰囲気のバーなどを予定している。<br /> <br /> 性能的な特徴では、環境負荷軽減などのため、液化天然ガス(LNG)燃料、低硫黄燃料、ガスオイル燃料の3種の燃料に対応するデュアル・フュージョン・エンジンを搭載することが筆頭に挙げられる。中型客船で世界で初めてLNG燃料に対応する。<br /> <br /> 船型は現在の飛鳥Ⅱから比して船首は短く、船尾が長い造形になる。飛鳥Ⅱよりも喫水が浅くなるため、これまでよりも入港できる港が増える可能性がある。<br /> <br /> 記者会見には郵船クルーズの坂本深社長、日本郵船株式会社の長澤仁志社長、アンカー・シップ・パートナーズの篠田哲郎社長が出席した。<br /> <br /> 坂本社長は「これまでに養ってきた和のおもてなしに最新のテクノロジーを加えた『飛鳥ラグジュアリー』を幅広い年齢層に提供したい」と語った。<br /> <br /> 日本郵船の長澤社長は、「新造船は環境性能に優れ、感染症対策を施したものになる。ますます多くの方に客船の楽しさを味わってもらえると確信している。地方創生といったこともこの事業が貢献できるのではないか」と述べた。<br /> <br /> 資金調達を担ったアンカー・シップ・パートナーズの篠田社長は、「このプロジェクトは全国の地方銀行30行がサポートしている。現在コロナによる影響で短期的な制限があるが、本プロジェクトの将来性を見据えて、ぶれることなくサポートをしてもらっている。日本のクルーズ文化を新たなステージに進めようとしている郵船クルーズをサポートしたい」と語った。<br /> <br /> 郵船クルーズはこれまで初代「飛鳥」(1991~2006年)を15年間、現在の「飛鳥Ⅱ」(2006年~)を15年間運航してきた。飛鳥Ⅱの船齢は、前身「クリスタル・ハーモニー」の初就航から数えてすでに30年を超え、新船の登場が長年待たれてきた。昨春に主機関部分などを大規模改造・改装している。2船とも三菱重工業(長崎)で建造されており、海外での建造は初となる。

2021年3/30

ポナン、2022年沖縄エクスペディションクルーズ発表

ポナンが2022年に日本発着で7泊8日の沖縄エクスペディションクルーズを実施することを明らかにした。ポナン社の伊知地亮日本・韓国支社長/エクスペディション リーダーが28日に東京国際クルーズターミナルで行われたJTBクルーズ主催のいい船旅クルーズフェアで明らかにした。<br /> <br /> 実施するのは同社の「ル・ソレアル」(1万992トン)で2022年5月24日大阪発基隆着、5月31日基隆発那覇着の7泊8日の2本。詳細コースは下記の通り。<br /> <br /> 同社の伊知地支社長は、「日本人のお客さまもあまり行ったことのない離島をめぐるコースで、これまで知らなかった日本の魅力を発見できる」とした。同社のエクスペディションクルーズの特徴としてゾディアックを使って港ではないところで上陸できるとし、沖縄の離島の美しい自然を、プライベート感あふれる環境で楽しめることを紹介した。プレゼンテーションには寄港地でもある座間味村の宮里哲村長も登壇、座間味の海では海水浴をしながらウミガメに出会えるなど、同島の魅力をPRした。<br /> <br /> 同社はもともと2021年に世界初の沖縄エクスペディションを発表、完売していたがコロナの影響により運休していた。<br /> <br /> ●「ル・ソレアル」沖縄エクスペディションクルーズ<br /> 2022年5月24日(火)大阪発基隆着<br /> 大阪~(終日航海)~喜界島~座間味島~久米島~武富島/西表島~与那国島~基隆<br /> <br /> 5月31日(火)基隆発那覇着<br /> 基隆~石垣島~竹富島/西表島~宮古島~久米島~伊平屋島~座間味島~那覇<br /> <br /> 写真左/沖縄エクスペディションクルーズを紹介する伊知地支社長 左/客船「ル・ソレアル」。最大264人乗り

2021年3/26

にっぽん丸、2度目の運航再開、横浜から出航

25日、商船三井客船は一時休止していた「にっぽん丸」(2万2472トン)の運航を横浜港から再開した。横浜発着で土佐清水、新宮に寄港する「春の四万十・新宮クルーズ」(3泊)。同船は新型コロナウイルスの感染拡大により、昨年4月に運航を停止。11月に再開したが、今年1月から再度一時運航を停止していた。<br /> <br /> ほかの日本船は、郵船クルーズの「飛鳥Ⅱ」が明日26日、日本クルーズ客船の「ぱしふぃっくびいなす」が4月28日から運航再開を予定している。

2021年3/24

にっぽん丸、2021年5月~8月商品発表 岬めぐりコースなど登場

商船三井客船は、「にっぽん丸」(2万2472トン)の2021年5月~8月のクルーズ27本を発表した。日本有数の岬をめぐる「にっぽん丸岬めぐり」、1日に2つの寄港地を訪れる「名古屋発着 にっぽん丸Select」が新登場。花を愛でたい人に向けた「Oasis にっぽん丸」が復活し、1泊~2泊のショートクルーズを多数設定した。発着地は東京、横浜、名古屋、神戸のほか、広島、門司、金沢、新潟を加えた。<br /> <br /> 安全・衛生面でもマスク着用の義務化、共有スペースの消毒体制強化、検温、料理の提供方法の変更、ソーシャルディスタンスの工夫などを引き続き実施する。<br /> <br /> 予約受付は2021年3月30日(火)10時30分から。5月クルーズのパンフレットは2021年4月中旬、6月~8月クルーズのパンフレットは4月下旬完成予定。

2021年3/22

スタークルーズ、5月にマレーシアで運航再開へ

スタークルーズは「スター・パイシス」(約4万トン)をマレーシアに配船し、5月13日からペナン発着クルーズ(1~2泊)を目指す。航程は2泊のランカウイ、1泊のマラッカ海峡など。コロナ渦の後、マレーシアでクルーズを再開するのは同社が初めて。渡航制限のため、乗客はマレーシア居住者が対象となる。同船はこれまでは香港でワンナイトクルーズを実施していた。

2021年3/15

キュナード、2023年にQE横浜発着4本実施 片道クルーズも

キュナード・ラインは2023年春までの新スケジュールを発表、2023年4月~5月に「クイーン・エリザベス」(9万901トン)による横浜発着クルーズを4本、横浜発・着の片道クルーズを2本実施する。北海道・東北・四国・九州などを周遊し、5月6日発のコースでは同船初のウラジオストクに寄港する。新コースの販売開始は3月17日(水)22時。キュナード・ワールドクラブメンバー向けに3月16日(火)22時より先行販売を開始する。出発日とコースの詳細は下記の通り。<br /> <br /> 2023年はワールドクルーズ継続就航100周年となることを祝し、「クイーン・メリー2」(14万9215トン)「クイーン・ヴィクトリア」(9万746トン)で「100周年記念ワールドクルーズ」を実施する。「クイーン・メリー2」のコースは102泊で、サウサンプトンからアジア、オーストラリア、南アフリカをめぐる際にドバイ、シドニー、ケープタウンで1泊停泊を行う。「クイーン・ヴィクトリア」のコースは101泊で香港、ニューヨーク、シンガポール、ホノルル、マニラなどに寄港し、パナマ運河を通航する。

2021年3/14

キュナード、今夏に英国発着「ステイケーション・クルーズ」実施

キュナード・ラインは今夏「クイーン・エリザベス」による英国発着「ステイケーション・クルーズ」を実施する。英国居住者が対象。詳細は3月後半に発表する。ステイケーションとは、ステイ(滞在)とバケーション(休暇)を合わせた造語で、自宅近くのホテルなどで気軽に旅行気分を味わうというもの。ステイケーション・クルーズは自宅近くから乗船するショートクルーズを指す。<br /> <br /> そのほか、新型コロナウイルスの影響により海外渡航制限が続くため、一部コースを中止する。対象コースは「クイーン・ヴィクトリア」は8月27日発まで、「クイーン・エリザベス」の地中海クルーズは10月11日まで、「クイーン・メリー2」は11月12日発まで。

2021年3/9

セレブリティ、今秋に横浜発着3本実施、22年、23年も

セレブリティ・クルーズは今秋に「セレブリティ・ソルスティス」(12万1878トン)による横浜発着クルーズを3本予定している。さらに2022年には春3本と秋3本の計6本、2023年春には4本も実施する。これまで同社では9万トンクラスの「セレブリティ・ミレニアム」をアジアに配船していたが、今後は1クラス大きくなる。<br /> <br /> セレブリティ・ソルスティスは2008年就航で、「ソルスティス・クラス」(同型5隻)のフラッグシップ・モデル。洋上初の天然芝を使った「ローン・クラブ」や洗練された船内デザインが話題となった。最新「エッジ・クラス」のサービスも導入している。昨年から全船全客室カテゴリーを対象に、ドリンクパッケージや船内Wi-Fi、船内チップがクルーズ代金込みとなった。

2021年3/3

RCI、5月から新造船でイスラエル発着を実施

ロイヤル・カリビアン・インターナショナルは、現在建造中の「オデッセイ・オブ・ザ・シーズ」(16万8666トン)を5月から地中海に配船し、イスラエル発着クルーズを実施する。乗客はイスラエル居住者限定。ハイファ発着3~7泊でギリシャとキプロスを訪れる。同船は「スペクトラム・オブ・ザ・シーズ」同型第2船。イスラエルは新型コロナウイルスのワクチン接種率が世界で最も高く、すでに国民の4割が接種済みとされる。

2021年3/3

クイーン・エリザベス、日本周遊で英国テーマクルーズ

キュナード・ラインが2022年春に予定している「クイーン・エリザベス」の日本周遊クルーズでテーマクルーズ「ベスト・オブ・ブリティッシュ~英国ミュージック&amp;ビートルズ~」を実施する。ビートルズをはじめとする英国のポップス&amp;ロックなど音楽演奏や、英国ゆかりの映画上映など、英国らしさあふれるイベントを提供する。実施するのは2022年5月8日(日)横浜発「新緑の日本周遊と韓国10日間」。

2021年2/24

ぱしふぃっく びいなす、2021年4月~8月の商品発表、9泊日本一周も

日本クルーズ客船は、「ぱしふぃっく びいなす」(2万65942トン)の2021年4月~8月のクルーズ18本のスケジュールを発表した。<br /> <br /> 関東発着7コース(横浜発着)、関西発着7コース(神戸・大阪・京都舞鶴・敦賀発着)、名古屋発着4コースと発着地がバラエティーに富んでいるのが特徴。<br /> <br /> 2泊3日で伊豆諸島を周遊するショートクルーズから、9泊10日で北海道から九州までぐるっと周る日本一周クルーズまで、コースの長さも多彩。竿燈・ねぶた東北二大祭りや関門海峡花火、熱海花火大会などを盛り込んだイベントクルーズと、季節感を感じられるコースを提案している。<br /> <br /> 各種キャンペーンも設定。手持ちのびいなすクルーズ優待券記載の金額を2倍に増額して旅行代金より割引するお手持ち優待券2倍キャンペーンのほか、メンバー10指定のクルーズでは、びいなす倶楽部会員の方は旅行代金が10パーセント割引になる。ファミリー2+1(ツー プラス ワン)ではステートルームF・G・Hを大人2名と子供1名で一室利用の場合に適用される料金設定がある。<br /> <br /> 予約は3月12日(金)10時より受付開始。<br /> <br /> 当面、次クルーズの出航までに1晩以上停泊し、船内の消毒・清掃を徹底して実施。乗客数を乗客定員の約半数までとし、ステートルームJ、ステートルームHの一部の販売を休止する。申し込みの際には「ぱしふぃっく びいなす 新型コロナウイルス感染症に関する対策」の書面を一読、確認のうえ、同意書に署名をする必要がある。すべてのクルーズで事前PCR検査が必要で、乗客は指定機関の事前PCR検査を受ける必要がある。検査費用はクルーズ代金に含まれる。PCR検査が必要なクルーズに関しては、2歳未満の乳幼児は乗船できない。

2021年2/24

オーシャニア、2022年GWに日本発着3本実施

オーシャニア・クルーズは「ノーティカ」(3万277トン)で2022年の4月からゴールデンウィークにかけて3本の日本発着クルーズを実施する。<br /> <br /> 4月5日発、15日発、25日発の3本で、寄港地は同一、発着地のみ東京、横浜と異なるコースになる。

2021年2/24

MSCビルトゥオーサ、最新バーにロボット型バーテンダー搭載

MSCクルーズは、4月16日に就航予定の「MSCビルトゥオーサ」(17万7000トン)に、宇宙船をイメージしたバー「スターシップクラブ」を新設する。ロボット型バーテンダーを搭載し、3Dホログラムやデジタルアートウォールなど最新のテクノロジーを活用した空間となる。ロボット型バーテンダーはカクテルなどのドリンクを作るほか、日本語を含む8カ国語での会話が可能。ロボットの顔にはLEDが搭載され、周囲の環境に合わせて表情を変えることもできる。



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